とりあえず、そのままで。
40オヤジのだらだらとした日常を書き綴ります。
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久住昌之・谷口ジロー「孤独のグルメ2」
我が家のルーターの問題なのか、なかなかFC2の管理画面を開くことが出来なくてイライラ。


昨日は、久住昌之原作・谷口ジロー作画の「孤独のグルメ2」を読みふけっておりました。

   

実に18年ぶりの単行本2巻。


私が本作の印象を一言で表すならば。

「愛と食欲のファンタジー。合間にダジャレ。たまにポエミーだったり。まれにバイオレンス。」かな。

すみません。一言じゃなかった。長いです。



長期間のブランクを経て、不定期連載(というか、読み切りを年2回程度の掲載)により、
足かけ6年間で書きためられた作品が今回の単行本となったわけです。

このペースだと、3巻が刊行されるのはいつの日か・・・


1巻同様、谷口ジロー氏の作画は凄い。
CG無しで背景にこれだけの情報量を注ぎ込んでいれば、遅作もわからないでもない。
(末期の「ああっ女神さまっ」のスカスカ感と比べると・・・比較するのが谷口氏に失礼ですね。)


1巻収録作品に比べると、印象はかなり異なります。

井之頭五郎のシニカルな面がほとんど姿を消し、普通の食い道楽になっている。

五郎が、やけにダジャレ好き。

自分の年齢をわきまえず、一時の(食)欲望に身を任せ、無理な追加注文をして
ことごとく敗退する五郎。(中年男性の「あるある」ですね。)


Amazon.co.jpのレビューを見ると、私と同様に感じている方もいらっしゃるようですが、
本作中では、次第にTV版の井之頭五郎にキャラクターが近づいているような気がします。
それが悪いというわけではありませんが。


平松洋子氏による巻末の解説が見事世界観をまとめてくれている。

「上品な孤独。

良い表現です。

私もそんな孤独に包まれた食事をしたいものです。


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今日もお休み。
「今日はブログを更新するぞ」って思っていたのですが。


夜になって届いたコレにハマってしまいまして。

OYASUM270927_01


というわけで。



とりあえず、今宵はこれにて失礼いたします(_ _)




あ、そうそう。

今日は「中秋の名月」ですね。

OYASUM270927_02

皆様、良いお月見を〜。

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へんこうよくない。
スポーツ報知 H27.9.24
高須院長、「報ステ」スポンサー降板真相初激白

 安全保障関連法案の報道を巡り、テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜・後9時54分)のスポンサーを
9月いっぱいで降板すると自身の短文投稿サイト、ツイッターで宣言した美容整形外科「高須クリニック」の
高須克弥院長(70)が23日、スポーツ報知の取材に応じた。
同院長が今回の降板問題でメディアに真意を明かしたのは初めて。
降板に至った経緯を「片方だけの意見を取り上げて多数派のように伝える偏った報道姿勢に失望した」と語った。
(北野 新太)

 今月16日、高須氏は安保法案成立直前の「報道ステーション」を見た直後に
「失望しました。スポンサーやめます」とツイート。
突然の降板宣言は反響を呼び、現在まで1万7000件近いリツイートを重ねている。
(以降はリンク先記事を参照ください。)



そもそも、「報道ステーション」に、公平公正な「報道」を求める方が間違っている。


もう10年ほど前になりますか。

大阪近鉄バファローズの中村紀洋選手の、阪神タイガースへの移籍の話が出たとき。

どこのTV局だったか忘れたけれど、
街角で通行人に「中村選手の阪神移籍報道をどう思いますか」とインタビュー。

全員が全員、「なんで阪神いかへんねん」「阪神の方がいい」と回答。

そもそも何人に聞いたのかわからないけれど、下火だったとは言え大阪近鉄のファンもそれなりに
存在するわけで、球団のお膝元であれば「近鉄に残れ」という回答もあったはずではないか?

仮にそのような回答が無かったとしても、大阪近鉄サイドの意見も取り上げるような報道をすべきであり
「中村は阪神行け」が全てであるかのような報道は如何なものかと感じたものです。

同じ関西球団なのに、阪神と近鉄では扱いがまるで違うということに、憤りを感じていた時代でした。




ええと、何だったっけ。

そうそう、要するに「偏向報道は良くない」と言いたいわけです。





今日は夕食に、JR西日本系列の立ち食い店「麺家」の「えび天うどん」をいただきました。
420円。

トッピング無料チケットがあったので、それを使って「肉」追加。

うどん270924

うん。

ちょっと濃いめのお出汁に、天ぷらと肉からの旨みがバランス良く合わさって、
ちょうど良い感じのボリュームに。

そして食後に胃がもたれることもない。


うん。
これからガツンとくるモノを食べたいときは、ラーメンよりも肉うどんかな。


関西系雑誌のグルメ特集では、麺類と言えばラーメンや蕎麦ばかり取り上げラレルことが多いのですが
うどんも同等に取り上げて欲しいものです。

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「+289」。
JR天王寺駅構内のポスター。

+289-381_270923_01

「+289」

JR阪和線を走る特急列車に、289系が仲間入り。
通勤も、観光も。4つの車両で、ますます快適に。

2015.10.31 Debut!

Refresh! Hanwa-Line



阪和線を走る特急車両281系・283系・287系に、289系が加わるということですね。

わかりやすくシンプルなキャッチコピーです。


が、意地悪いとらえ方をすると、289系は381系を置き換えるのだから、
「−381」という側面もあると言うことで。

+289−381・・・答えはマイナスじゃないか。

実際、振り子式381系が、非振り子の289系(元683系2000番台)に置き換わることで、
スピードダウンが予想されるので、あながちマイナスで間違いないかも・・・?


JR西日本ニュースリリース H27.8.21
289系車両が10月31日(土曜日)から運転を開始します!
―「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」に新たに投入―


 10月31日(土曜日)から、京都・大阪地区と和歌山・南紀地区を結ぶ特急「くろしお」、
北近畿地区を結ぶ特急「こうのとり」「きのさき」「はしだて」において、289系車両の運転を開始します。
 289系の投入により、「くろしお」「こうのとり」「きのさき」「はしだて」の全車両が、
JR西日本発足以降に製造された新形式車両となります。
 より快適性が向上した車両にぜひご期待ください。


「JR西日本発足以降に製造された新形式車両」って、JR発足してもうすぐ30年なんですが。
発足当時は昭和ですよ? 私、高校生ですよ(^_^;

まるで新車が導入されるような印象を受ける書き方だけど、289系は10年以上経過した中古車両なわけで。
それでも、40年近く酷使された381系よりは、かなり新しいんですが。



それにしても、JR西日本。

280番代の車両型式番号を使い果たしたけれど、次の直流特急車両の番号はどうするのでしょうね。
260/270番台が空いているけれど、なんだか現行より若い番号というのも落ち着きませんね。




天王寺Mioプラザ館の串カツ店で夕食をとりました。

+289-381_270923_02
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以前にもこのブログで書いたような気もしますが、
何度見てもメニューの「肉吸いうどん」の表記に突っ込みたくなります。

+289-381_270923_04

何故、「肉うどん」と書けないのだろう。

あ、串カツは普通においしかったです。ごちそうさまでした。


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大丈夫なの?
もう1週間以上前になるけれど、FC2からメールが届いていました。

メール270915

FC2創業者が国際警察機構(ICPO)を通じて国際指名手配されたという報道は
誤報であると、報道したマスメディアより文書回答を受けているとのこと。

FC2総合インフォメーションでも全く同内容が記載されていました。


それなら、その「マスメディア」よりの文書を公開して欲しいところです。

その「マスメディア」の「お詫び記事」も見当たらないのですが。


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「mamiのRADIかるコミュニケーション」
物置を整理していたら、私の小学校から高校時代の教科書やノートが出てきました。

幼い頃の絵日記やら、汚い字で書きなぐった英単語の練習やら、大学受験の資料など。何やら訳のわからないことを書いた創作まがいのものもありました^^;


その中に紛れていたモノ。


「mamiのRADIかるコミュニケーション ハートパニック」

発行は花伝社。昭和61年11月10日初版発行、とあります。

コミュニケーション270922_01


昭和62年4月10日付けの消印の書籍小包の封筒が残っており、私宛に出版社から
直接送られていたようです。
当時高校2年生の私自身が購入したことに間違いなさそうですが、
全く記憶がありません。

が、「mamiのRADIかるコミュニケーション」というラジオ番組のことはしっかりとおぼえています。
本書はその番組の公式ガイド?のようです。


私が中学2年生だったと思いますが、小森まなみという女性DJによる「ドキドキナイト」という
ラジオ番組が、AMのラジオ大阪で放送されていまして。
小森まなみ氏は当時ラジオ短波の番組を多く受け持ち、かなりの人気があったと聞いております。

「ドキドキナイト」は洋楽中心のリクエスト番組だったと記憶しております。
私にとっての洋楽入門だったのが、この番組。

そう言えば、この番組の中で「グリコ森永事件」についての話題があったという記憶もあります。
そんな頃でした。


で、「ドキドキナイト」が終了し、半年?のブランクを空けて開始されたのが、
小森まなみ氏の「mamiのRADIかるコミュニケーション」であったわけで。

洋楽リクエストが縮小され、アニメコーナーが中心になっていたかと。


番組がはじまった最初の頃は「ドキドキナイト」再開が嬉しかったけれど、
やはり番組の内容に違和感を感じていましたね。


うーん。あまりよくはおぼえていないんですよね。

高校の同級生に、この番組の信奉者がいたことは思い出しました。

かなり人気があったので、この冊子が発行されたのでしょう。



気になるのは、この冊子の表紙のラジオ放送局にラジオ大阪が無いこと。
ラジオ大阪が放送ネットから外れ、この番組の放送を聴けない状況で、私はこの冊子を買ったことになります。

うーん。私はそんなにこの番組が好きだったのか?


聴くのを辞めたのがいつなのかも記憶にないけれど、おそらくラジオ大阪での放送が終了してからなのでしょうね。

いずれにせよ、もう30年程前のことです。


が、何となくWikipediaで「mamiのRADIかるコミュニケーション」を検索してみたら
実はこの番組、25年も放送が続き、6年前に終了したそうです。
そんな長寿番組になったなんて・・・

内容にも放送局にも色々と変遷があったようですが・・・




で、この冊子。

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手作り感満載の内容。
装丁からして同人誌っぽい。


40代後半のオヤジから見ると、いろいろな意味で「痛い」と感じてしまう内容ですが、
当時の番組の作り手とリスナーの熱気が伝わってくるようです(ベタな表現ですね)。


花伝社という出版社についても調べてみましたが、実に香ばしい ご立派な(笑)書籍の刊行を続けておられるようで。。。

Wikipediaの記載が正しければ、現在する花伝社は同名の全く別法人のようです。
創業期や所在地から同一法人だと思い込んでしまいましたが、違和感ありまくりでした(^_^;

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傾いています。
連休中に墓参り。


墓地へ徒歩で向う際、とある民家の外構(門・塀)に目が留まりました。

道すがら270921


思い切り道路側に傾いている・・・


その隣のお家はどうか?

こちらは少し傾いている。


この辺りは元々田んぼだったのが、20年程前に宅地造成されたものでして。
やはり元が地面が柔らかいんでしょうね。
一応地盤改良はしているはずなのですが。


建物の方はきちんと基礎ができているようで問題なさそうですが、
外構部分についてはちょっと基礎が甘かったようです。

おそらく、家主さんは近い将来、外構の修繕に出費を強いられるのだろうなあ。



そんなことを考えながら、墓地に到着。

ふと気がつくと、我が家のお墓の基礎部分が土が、えぐれて一部露出している。

我が家のお墓は緩やかな傾斜にあり、地面は特に加工せず、土のまま。
最近の長雨で、どんどん地面の土が流出していった模様。

このままでは、遅かれ早かれお墓が傾いてしまう。

先ほどの民家の外構の傾きを見て他人事と思っていたけれど、こっちも大変。

近いうちにお墓の修繕をしなければならず、またもや物入りです・・・



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iOS9などなど。
愛用のiPhone5sとiPadmini2に、本日リリースされたiOS9を早速インストール。

ここは一番、人柱にならなくちゃ。

そう言えば、仕事で使っているWindows8.1で、ウンザリするくらいWindows10へのアップグレード
のお誘いをいただくのですが、こちらは放置しています。



iPhoneのホーム画面の変化。

iOS8

iOS9_270917_01


iOS9

iOS9_270917_02


こう見ると、前回のOSアップグレードほど、見た目は大きく変わりませんが、
マルチタスクでのアプリ切り替え画面やら、通知センターやら結構変わっています。

手を加えたのはいいのですが、ますますAndroidに似てきたなあという印象。


「Passbook」が「Wallet」になったり、「メモ」が大きく変身したりも。


「メモ」については、以前から写真等の貼付は出来ましたが、
今回はフォントの変更やら、手書き入力やら、直接写真撮影しての取り込みなども可能に。

iOS9_270917_03
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うーん。Appleは「メモ」を「Evernote」や「Onenote」に育てるつもりなんだろうか。
「メモ」は「メモ」らしく、「スティッキーズ」代わりに軽く使える方が良いんだけど、
機能を増やしていくと、どんどん重くなるような気がしてならない。
来月の、OSX10.11のリリースに併せて、Mac版の「メモ」も同様に進化するようですが。。。


あと、iOS9になってから、バッテリーの持ちが良くなったということなのですが、
現時点では実感できていません。
「低電力」モードが実装されたようなので、今度試してみようかと思います。





iOSついでに、9月9日にApple開催イベントで発表された新製品群について、さらっと一言。


iPhone6s/6sPlus。

前機種からの正統進化ですね。

でも、カメラのこれ以上の解像度アップって、今更必要なのか?
4Kとか求めている人がいるの?
NFCをもっとオープンで使えるように出来ないの?
・・・などと考えてしまいながらも、落ち着いたらiPhone5sから乗り換えようかともくろむ私。


iPadPro。

気軽にぶんぶん持ち運べるiPadを求める私には、ちょっと守備範囲外な逸品。

ApplePencilやキーボードカバーあたりは、Microsoftの後追いにも見えるけれど、
フルスペックWindowsを搭載するSurfaceと、モバイルOSを搭載するiPadProでは、
やはり出来ることに違いがある。

iPadProの筐体にOSXを搭載した「Mac Pad」なんて商品が世に出ることがあるのならば
それこそSurface対抗になるんだろうけれど、実現するとは思えない・・・・
・・・・けれど、それが現実になってもおかしくないのがApple。

ApplePencilは、今回発表が見送られたiPad Airの新型が発表されたら、
これに当然のように対応するんじゃないかなあ。
ちょっと期待しておりますが。


iPadmini4。

Proのオマケのようにサラッと発表されたが、2年ぶりの本格的なモデルチェンジ。

が、それで一年前のAir2同等性能というのだから、Appleがminiにこれ以上力を注ぐことがない
という噂が現実なのだと知らされた気分。


AppleTV(第4世代)。

第1・第2世代のAppleTVを所有している私ですが・・・

第1世代の据え置き型iPod的存在から、第2世代はコンパクトなセットトップボックス(STB)に変化。
マイナーチェンジの第3世代を経て、随分久しぶりのモデルチェンジなのですが。

内蔵ストレージが増えて、STB機能だけでなく、ゲーム機としての要素が強くなりました。
なんとなく、Wiiっぽい。

Appleはこれを「ゲーム機」とは位置づけていないので、あの「ピピンアットマーク」の再来ではないのかも
しれませんけど、「ピピン」発売当時を知っているものとしては、懐かしく思い出してしまいますね。


AppleWatchは、現時点では完全に守備範囲外なので、ノーコメント。



以上でございます。


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JR京都駅のとある工事。
JR京都駅にて。


JR京都琵琶湖線7番ホームと奈良線8番ホームの間で、線路の敷設工事が始まっていました。

奈良線京都駅270915_02
奈良線京都駅270915_01


この場所はもともと貨物用だったのか、かつては線路が敷かれていました、近年はレールが
外された空地状態になっていました。


この度、奈良線第二期複線化事業に関連して、京都駅の改良工事が行われることが決定し、
現在狭隘さが目立つ8・9番ホームを拡幅することとなりました。

今回のこの工事は8番ホームの線路移設で、最終的に現在の線路部分がホームの拡幅用地になるのでしょう。


併せて、橋上駅舎と8・9番ホームを直接つなぐ階段も設けられる予定。

現状で8・9番ホームから橋上駅舎に出るには、このホームが頭端式になっており、
一旦10番ホームまで出る必要があり、朝のラッシュ時は電車頻発のため、乗降客でかなり集中しますし、
更にそこに新幹線乗換連絡口もあり、京都駅構内動線のボトルネックと言っても良いのでは。

この改良工事により、駅構内の移動が円滑になることを期待しております。


20数年前は、奈良線ホームは片面の10番線のみだったことを考えると、
奈良線の躍進ぶりはには目を見張るものがありますね。

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森村誠一「エネミイ」
森村誠一著「エネミイ」を読み終えました。

   

加害者を許せますか?
暴力団抗争の巻き添えにより娘を射殺された父親をはじめ、愛する家族を喪った犯罪被害者たちが、
ある喫茶店に集まった。彼らは加害者に報復を誓う。
次々に殺される加害者たち。事件の背景に、犯罪被害者の復讐があると突き止めた棟居(むねすえ)刑事は、
容疑者のアリバイを崩せるのか? 真の正義を問う社会派推理。
(Amazon.co.jpより)




たまたま知り合った、四組の犯罪被害者が憎む加害者が一本の線でつながる・・・

例によって、「人の縁」というか「偶然のいたずら」がそんなに頻発するものかと思わせる森村作品。
棟居刑事や牛尾刑事も、そんな超展開を毎回念頭において捜査しなければならないなんて。


そして相変わらず、台詞回しも70年代ぽいですね。


最後に四人の犯罪被害者達が一致団結して行動を起こしたあたりの展開や、警察同志の縄張り争いや
メンツなどがちらっと絡むあたりは面白い。

が、2時間ドラマの題材となることを念頭に置いているのか、どこか2時間ドラマ的で、
お話の展開も他の森村作品とイメージはさほど変わらず。

物語中盤まで読み進めると、それまでの登場人物の中から消去法的に犯人を特定してしまえるあたりも
2時間ドラマ的。


「巨悪」像も、保守系政治家、暴力団、大企業と、70年代から変わらず類型的。
著者の望む「悪」の姿は決して揺るがないのですね。

私なら、
・恣意的な報道のみならず捏造もいとわず、自分たちの望む「世論」を造ることをもくろむマスコミ。
・挑発的な言動で注目を集めるだけの市民活動家。
・将来を見据えての国家を造るつもりなどない駄目政治家。
・いかがわしい宗教団体。
・日本を食い物にすることを考えている諸外国。
このあたりを「巨悪」として取り上げたいですね



最後に、犯罪被害者達が喫茶店の経営を引き継ぐ展開があるけれど、
いくらなんでも、小さな喫茶店の商いで四組の家族が生活していけるのかと、
登場人物達の将来を、何となく心配してしまいました。

みんな、簡単に仕事辞めるなよ、ちゃんと生活設計しろよ、と言いたくなる40代中盤のオヤジの独り言です。



なんだかんだ書きましたけれど、初めて森村誠一作品を読むという方には、
普通に面白いのでオススメできる作品です。

が、私のように10冊以上森村作品を読んでいる人にとっては、「またこの展開か」的な印象が強いですね。


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