とりあえず、そのままで。
40オヤジのだらだらとした日常を書き綴ります。
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島本和彦「ウルトラマンG(グレート)」
「勝てなくては意味はない!例え命を失ってもだ!」

島本和彦によるコミカライズ版「ウルトラマンG(グレート)」を読みました。

   

島本和彦が放つ、炎のウルトラマン! !

「勝てなくては、意味はない! たとえ命を失ってもだ! 」
熱血漫画家、島本和彦が「テレビマガジン(講談社)」に1990年10月号~1991年11月号まで連載した
『ウルトラマンG』が26年の時を超え、新装版で復活!
傷つき倒れても何度でも立ち上がるヒーローの姿に、あなたのファイティングスピリットは
激しく揺さぶられるだろう! !
(Amazon.co.jpより)



「ウルトラマン80」から「ウルトラマンティガ」までの、長きにわたる「ウルトラ」シリーズの
国内TVシリーズ空白期(アニメ派生作品をのぞく)に、日豪合作として制作された「ウルトラマンG」。

   

ドラマ構成やアクション、ヒーロー造形、そしてフィルムではなくビデオ撮影など、日本純正「ウルトラ」とは
違和感を感じるものの、新世代「ウルトラ」を感じさせた「G」。

当時らしく、地球環境問題に深く関わっていたかと。


前半の敵として登場した「ゴーデス」を最終回まで引っ張れなかったのは残念。
「必殺仕事人・激突!」も、そもそもの大きな流れの「仕事人狩り」が最終回まで引っ張れなかったことを
連想させます。
(そんな連想するのは私だけか)

日本版は京本政樹が日本語版の主演・そして主題歌歌唱。
そう言えば京本政樹主演の「必殺仕事人V激闘編」も当初のハード路線を最後まで維持できなかったなあ・・・



あと、「G」の日本版は、再編集の劇場版公開の後、ビデオ展開。
しばらく期間をおいてのテレビ初放送は、なんとNHK-BS2だったんですよね。

長く続く「ウルトラ」シリーズで、NHKが初回放送なのは「G」のみ。




そんな「ウルトラマンG」のコミカライズを島本和彦が手がけているとは知りませんでした。

実際、入手して読んでみると。

テレビ13話を限られたページで全てコミカライズするために、一部を除き、テレビのいわゆる「Bパート」
のみを描き、Aパートは簡単な解説のみ。

すなわちドラマパートを斬り捨て、怪獣が現れウルトラマンと戦うアクションシーン中心に描かれているのです。
ある意味、画期的。

最初は戸惑いましたが、スピーディかつ熱くパワフルな展開にすぐ没入してしまいました。

テレビ最終2話は前後編となっているのですが、コミカライズでも同様。
それまでほとんどテレビ版通の展開でしたが、最終回は島本和彦らしいアレンジが。

主人公・ジャックと同化していたウルトラマンが、最終局面で落命、ジャックがその意志を継ぎ
ウルトラマンとして血みどろの激闘を続けていきました。

テレビ版ではウルトラマンは体力の限界に至ってはいたが、ジャックと分離して母星に帰還するという
展開だったと記憶しています。
当然、流血なんかしていません。


コアな「ウルトラ」ファンには微妙ですが、島本和彦ファンには是非一読をお勧めする作品です。


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柳原望「かりん歩」1・2巻
柳原望「かりん歩」1・2巻を読み終えました。

    

まあ、1巻読んだのは年明けで、その後、感想を書こうと思いつつ、忘れていたのですが。


亡き祖父の喫茶店を継いだ大学生・市井かりん。
父との確執を持つ祖母から差し向けられた旧知の石居理央より運営に関するダメ出し。
困ったときには、溺愛する(変態の域)妹・くるみとともに「散歩」をしながら、店舗立て直しに奮闘していく展開。

問題解決に向けての地理学的考察は、著者の前作「高杉さん家のおべんとう」よりわかりやすく、
今回はマーケティングの要素も大きく、面白い。

そこには妹・くるみをはじめとする家族間の心の動きも重要なテーマとなっているのだけれど、
「高杉さん家」とは別の要素で、主人公がグダグダなので、これからの成長に期待します・・・

登場人物は市井家関係と石居姉弟をのぞくと、ほとんどが「高杉さん家」からの継続だったりする。
いわゆる「続編」ではないが、同じ世界で、「高杉さん家」の数年後設定ということです。
見慣れた人物が本作で再登場するのは楽しいですね。
(遺影で登場した方もいらっしゃいましたが・・・)


これからも市井姉妹の心温まる物語をこれからも期待していきたい。

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坂戸佐兵衛・旅井とり「めしばな刑事タチバナ」26巻
坂戸佐兵衛・旅井とり「めしばな刑事タチバナ」26巻を読みました。

   

今回のサブタイトルになっている「ファミレス吞み同好会」編は、11巻「朝食研究会」編の続編とも
言えるもので、「朝食」は左翼活動、「ファミレス吞み」は宗教と、アブナイ原理主義者・丸山刑事の
暴走ぶりにも変化を付けているのが面白い。

モブキャラ「源さん」がこの話で急にクローズアップ。
他にも再登場モブキャラが続々・・・

そう言えば、キャラクター増えすぎて、最近とんと登場しないのもいるなあ。


ちなみに、私が一番ツボにハマったエピソードは「えび入りせんべい」。
「えび満月」に、まさかの芸術性が・・・( ^^)





それはそうと「焼き芋」では、江戸時代にタイムトリップ。
延々続いた「ファミレス吞み同好会」編では室内プールにグラビアもどき。

このマンガでは、「ネタあかし」というか「まとめ」で、いきなり場面が変わることが多いですね。
立花刑事のうんちく話やら、他のキャラクターの暴走が延々と続いたときなどに多く感じられますが。

これについて、巻末の、「次巻、大江戸特集特別編」という予告を見ながら連想したのは
岡本綺堂の時代小説「半七捕物帳」

   

この作品は、明治時代の新聞記者である「わたし」が、隠居している半七老人を訪問。
半七が幕末に腕利きの「岡っ引き」であったころの活躍を聞き出すという短編連作集なのですが。

毎回、舞台が冒頭の明治時代の「わたし」と半七老人の会話の始まりから、幕末に移り、
事件発生〜半七の事件捜査の描写を経て、肝心の謎解きは明治時代に描写が戻り、半七老人が
「そろそろネタを明かしましょう」と簡単にまとめる形式が多かったという印象です。

「タチバナ」の場面が変わっての「まとめ」展開が「半七捕物帳」に似ている!
・・・ような気がする。

まあ、そんなことを考えるのは、私ぐらいなものでしょうね。

次巻、27巻の江戸時代での立花の活躍が、半七を彷彿させる様な展開だったら面白いですけどね。




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北条司「エンジェル・ハート 」完結
北条司の漫画作品「エンジェル・ハート」が、「2ndシーズン」16巻で完結しました。

   

連載期間17年、総話数443話。総発行部数2400万部超の人気コミック、遂に完結!
楊さんとマオの結婚式の結末は?
宿敵、カメレオンとの勝負の行方は?そして、香瑩と信宏の関係にも変化が……!?
今、全ての物語に決着がつく――。『エンジェル・ハート』シリーズ、ここに堂々の完結!!
(Amazon.co.jpより)



連載開始から、もう17年。
単行本が「1stシーズン」からの通算で49巻。

長かったなあ。

「エンジェル・ハート」は「シティーハンター」のパラレルワールドとしてスタートしましたが、
既に「シティーハンター」よりも連載期間も単行本巻数も上回っており、
「シティーハンター」の存在をほとんど認知していない読者も多くなっているかもしれませんね。

「シティーハンター」同様にアニメ・ドラマ化もされましたが、アニメの方は今ひとつぱっとしなかったような。
まあ、私は第1話しか見ていないのですが。
一方でドラマの方は意外にも(失礼)良作だったなあと。
原作付きのドラマって、先に原作を読んでいると、その出来に愕然とすることが経験上多いもので。

     


さて、このコミックス文字色最終巻。

メイン登場人物について、物語の上での決着を綺麗にまとめており、「描ききった」という印象です。

「シティーハンター」の最終回のような突然感が全く無いわけではありませんが、
きれいに家族愛、仲間との信頼、そして「生と死」のドラマに終止符を打ってくれましたね。



北条司氏の次回作に期待しております。

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松江名俊「トキワ来たれり!!」完結。
松江名俊「トキワ来たれり!!」最終12・13巻を読了。
同時刊行です。

    



ヒーロー同士の合体技、ピンチにライバルが救援、最後の大技。
ヒロイン(のひとり)との別れや、ライバルの自己犠牲で救われる世界・・・

作者らしい冒険マンガ王道の大団円でした。
お腹いっぱいです。



3つの独立した読み切り短編「カナタ」「ハルカ」「DEMIII」が先行する形で発表され、
それに続く形の「本編」が本作。
3つの短編主人公と、本編主人公の「トキワ」が活躍する様は、さながらゲーム「スーパーロボット大戦」
的なのような、本来別々の物語がクロスオーバーしたかのような、ごちゃ混ぜ感あり。

ごちゃ混ぜ・カオス・壮大なストーリー。
それがこの作品の持ち味なのだろうと思う。

更に、作者の前作「史上最強の弟子 ケンイチ」世界ともつながりがあり、「ケンイチ」の最重要人物
「長老」が本作にいわゆる「チートキャラ」で出演。

しかしこのつながりは、匂わすだけで良かったのでは無いかなあ。
中途半端に表面化することで、むしろ「長老」だけが本作に参戦している状況が不自然に思える・・・
(一応、前作の隣町の物語という設定なのだが)

   

最後の3巻程の展開が急で、駆け足でまとめに入ったという感じを受けます。
やはり当初の構想より物語は短縮されたのでしょうね。
いわゆる「打ち切り」ではなく、話はきちんとまとまっているのだけれど、少々消化不足に思え
もう少しじっくりこの作品世界を味わってみたかったという印象を受けました。

「ケンイチ」の終盤の展開にも納得いかないのですが、61巻も続いた「ケンイチ」が駆け足で終了したのは
新作「トキワ来たれり!!」を立ち上げるためだったという話を聞くと、、本作が2年・13巻で終了するのは
ますます勿体ないというか、切ないというか、「一体何だったんだ」と思ってしまうと言うか・・・

最近の「少年サンデー」ではよくあることのようですが。



とりあえず、松江名俊氏の次回作に期待しています。

次回作もクロスオーバーってことは・・・ないよなあ。



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